ひまわりShuji Blog

先日とても珍しい筆を見せて頂く機会がありました。その名前は有馬筆、この筆は有馬温泉で有名な場所で作られた書画用の筆です。この筆は、重要無形文化財に指定されているとの事です。そして、鹿の巻筆、これは、奈良の伝統工芸の一つで、郷土玩具の一つだそうです。筆の芯に鹿の毛を用いて、外を御幣（注❉）にかたどって五色に染めた毛を上に使っています。そして、柄の上には五色の紙飾りがついています。

有馬筆　筆の軸の模様が特徴です。

鹿の巻筆　本来は春日大社でのみ使われていたのですが、一般の祝い事にも使われ、以前は、場所により花嫁道具の一つとして硯箱の中にもこの筆を入れていた様です。

注❉　　　御幣は何の事と思われる方もいらっしゃると思いますが、これを見ると、、ああ〜〜！！これの事！！と思いますよ！！そうですこれです。通常は白い紙で作られるのですが、五色の紙や、金、銀箔も使われるそうです。

好いものを見せて頂きました＊＊ありがとうございました。

その方はまた、素晴らしい高価な硯もお持ちだというので次回に見せて頂こうと思っています。お楽しみに＊＊

ところで、先週１３日の金曜日の満月を御覧になりましたか？　大きかったですね！！満月はいつでも見る事が出来ますが、１３日金曜日の満月を見ることが出来るのは２０９８年だそうです！！　見れて良かった＊＊すこし。。。ずいぶんぼやけていますが、こんな感じでもっと赤かったですね。（下は街灯です。）